下垂バストのタイプ別分類
下垂バストは形状や原因別に、以下のように大きく分類することが可能です。
※バストの形状タイプ別分類の詳細は、下記ページ内【②自身のバストの「形状タイプ」と「柔らかさGrade」を把握しましょう】をご覧下さい。
上記分類に加え更に、
等の複合的な要因で下垂の様態が一律的な分類が不能なほど複雑になっていることもしばしば見受けられます。
また、軽度~高度の線引きも恣意的になりがちで、乳輪・乳頭の向きだけでも判別し難いのが現状です(高度下垂の場合は、乳輪・乳頭が下を向いていることが多いですが、樽状胸の場合は外側に向くベクトルも加わります)。
下垂バスト改善の従来法とは?
(現在はハイリスクのためNG手術も)
❶マンマリダクション
授乳や経年変化で垂れ下がって形が崩れたバストを改善するために考案された最も知られている従来法は、メスを用いてバストの一部を余剰皮膚ごと切り取る「マンマリダクション」という方法でした。
然しながらこの方法は、感染や壊死、神経麻痺や凸凹などのリスクが高く、傷跡も生涯目立ちます。
❷シリコンバッグ挿入
本来は上記の分類で「るい痩」による扁平または三角袋タイプの下垂バストに適応されるべき手術ですが、中には鍾乳洞や肥大型タイプのバストにまでシリコンバッグを挿入されている不適合(ミスマッチ)手術も近年多く見られるようになってきました。それでは却って下垂を増悪させてしまいます。
❸フェザー糸リフト
2005年11月に東京にて開催された国際美容外科学会でロシア人スラマニーツェ医師により提唱され、鎖骨にフェザー糸を貫通させながらバスト全体をリフトする手法ですが、所詮は糸リフトなので引き攣れや凸凹が起こりやすく、下垂の再発率が高いという欠点があるため主流ではありません。
❹レーザー治療(スキンタイトニング)
レーザー照射によって皮膚or皮下組織(主に線維性蛋白質)を熱収縮させる(焼肉で肉が縮む様な)機序ですが、効果持続は半永久的ではありません。コラーゲンやエラスティンなどの線維性蛋白質の代謝寿命が約1年であるからです。表層のみを縮めてもスライドアップ効果は得られません。
❺(外輪切除式)乳輪縮小術
従来から乳輪縮小といえば(ある程度余剰皮膚幅を切除しても内輪差が少ないため、縫合時にギャザーリング瘢痕が生じ難い等の理由で)外輪切除式が多く、マンマリダクションと併用されることもありましたが、乳輪外周が(ワッペンシールを貼った様な)顕著な傷跡が残るため、別の問題を生じます。
ハイリスクや高再発率など、従来法の問題を解決するために開発された下垂バストの治療法が当院にはございます。
最新下垂バスト改善術を受ける前に必要なことは?
先ず、診察から得られた情報を元に、どの方法が適合しているか(手術術式とのマッチング診断)の鑑別を要します。
たとえ最新治療法であったとしても、手術料金に格差があったとしても、それが個別の下垂型や程度、(年齢や手術歴、皮膚の柔らかさや乳腺の厚みなどの)個別の状況を見極めながら、「この手術をすれば、貴方の場合はこうなりそうです」という実際のバストでのシミュレーションが不可欠です。
つまり、手術による結果はこの「技術とのマッチングが全て」といっても過言ではありません。たとえ下垂状態を解決できたとしても、それと引き換えに醜い傷跡が残る様な結果を望まれていない場合は、マンマリダクションや外輪切除式乳輪縮小術は「ミスマッチ」になります。
現在はもっと進化した方法が既に開発され、多数の症例実績があることを知って「医療情報格差の被害者」にならない様にしましょう!
下記の新技術による術式だけで、大抵の乳房下垂の問題は解決可能です。
6種類の当院式 最新下垂バスト改善法を紹介
1⃣ VASER 超音波下垂バスト改善術
(手術範囲には適応ごとにデコルテ・乳房上部・乳腺下・側胸部・皮下脂肪層などの部位があります)
大別して「乳房皮膚の過剰伸展型」と「肥大乳房型」または「混合型(肥大乳房&皮膚過剰伸展)」に分類して術式の適応を見極めます。
VASER超音波モードを応用すれば、肥大や混合型には乳腺下層の脂肪重量を(乳房の形状を美しく保ったまま)減量することができ、上記何れの型の場合でも乳房の過伸展皮膚を均一に縮めながら層をずらして半永久的にスライドアップリフトさせることも可能です。
尚、これら一連の技術は、当院が2009年に独自開発したオリジナル手術で他院にはございません。
2⃣ 完全オーダーメイド再生豊胸術
扁平または三角袋タイプの下垂バスト等に適応があります。勿論、バストサイズをアップさせることで下垂を改善できる見込みのある方全てに適応があります。
一般的にFカップを超えてくるとバストの自重量で下垂が進行しやすいと言われていることから、術前のバストサイズがCからDカップくらいまでの方で乳輪・乳頭が肥大していなくて下を向いていなければ、大抵美しく仕上げることが可能です。
3⃣(内輪切除式)乳輪縮小術
外輪切除式の乳輪縮小術の問題点(傷跡がワッペンシール状に目立つなど)を解消するために当院が考案した技術です。実は内輪切除式では一定以上の余剰皮膚幅を切除すると内輪差が大きいため縫合時にギャザーリング瘢痕が生じ易い等の問題があり、これを解決する手法が長年存在していませんでした。
特殊巾着縫縮と独自のキャンバス縫合を組合せて、技法そのものを改良しています。
4⃣ 下垂乳頭に最適な乳頭縮小術の術式
授乳などによって下垂した乳頭のタイプにも、下記のページ図解で表している様に、大別して「肥大型」「伸展型」「不整型」「混合型」等の類型パターンがあり、下垂の原因や程度にも個人差や左右差があります。
乳輪拡大を伴う方や乳頭の黒ずみもついでに改善されたい方にも、それぞれにマッチングした個別のデザインと技術があり、フルオーダー可能です。
5⃣ 下垂バスト他院修正 スペシャルMENU
下垂したバストに対して、他院でミスマッチ手術をされた方や元よりも醜形になった方、複合手術や複数回手術で担当医でも治せなくなった方々には、当院であれば上記1⃣~4⃣の各分野最高峰の技術をうまく組合せて、高難易度の手術に応用させることが可能です。
他院でも治せなかった方や諦めていた方、目立つ瘢痕が残る手術やハイリスクな手術を避けたい方は必見です。
6⃣ 男性の女性化乳房縮小術・4D sculpt術
丸みのある女性の様な胸元を逞しく自然な男性らしい胸元に造り変える手術なら、「VASER超音波を彫刻に用いた4D sculpt術」の適応となります。
切除をせずに皮膚のタルミを張り付けさせて無駄のない引き締まった身体、割れた腹筋(6パック)、厚い胸板など実際の筋肉の動きに連動した4D彫刻吸引や彫像も可能です。