症例① 41歳 女性
他院手術歴:なし 授乳歴:あり 2人出産 |
希望デザイン 超音波吸引の予算が無いので下垂が少しでも改善するのなら、元々コンプレックスのあった乳輪を小さくして下垂も改善したい。ついでに右側の乳頭付近の疣贅も除去して欲しい。 |
方法 (両側)オリジナルデザイン乳輪縮小術 |
Dr.コメント 乳輪縮小術単独でも、この程度の下垂は改善可能です。バスト全体の下垂が軽度で、相対的に乳輪サイズが大きいまたは色味が濃い場合、左右差がある場合等に適応があります。 勿論VASER超音波下垂改善モードで乳輪を縮めることも可能で、併用することも可能です。術前に適切なシミュレーションをすれば、費用と効果の違いが明瞭です。 尚、他院術式や従来法に見られる「外輪切除式」の乳輪縮小術は、傷跡が目立つだけでなく乳輪そのものが「ワッペンシール」を貼った様な不自然な形状になるため、当院独自開発の「内輪縮小術」でギャザーリング瘢痕や再発の防止を施しています。 |
症例② 34歳 女性(50.3㎏)
他院手術歴:32歳時 脂肪注入豊胸術 授乳歴:あり 3人出産 |
希望デザイン 授乳で伸びた乳頭の根元や乳輪を小さく縮めてキレイにしたい。 |
方法 (両側)オリジナルデザイン乳輪乳頭同時縮小術 |
Dr.コメント 乳輪と乳頭の一部を同時縮小した症例です。乳頭縮小を併用することで「乳頭下垂」も改善が見られています。三角形気味に弛緩した乳房の皮膚を形よく丸く形成させる効果と乳房全体の位置もリフトアップさせる効果も多少あり、横から見てもバストトップサイズがアップしている様に見えます。 内輪切除式の縮小のため内輪差によっては放射状のギャザーリングが生じることもありますが、それは、縁取り状の(更に目立つ)瘢痕が生じていないことの証左で、1年以上瘢痕の状態が安定するにつれて自然軽快してゆきます。 |
症例③ 47歳 女性(50.0㎏)
他院手術歴 38歳時:1回目 脂肪注入豊胸術 39歳時:2回目 脂肪注入豊胸術 42歳時:3回目 脂肪注入豊胸術 授乳歴:あり |
希望デザイン 元々Flatに近かったバストで他院で3回も脂肪注入したが、思う様にバストアップが叶わなかった。今度こそ最後のつもりで豊胸術を受けたい。ついでに授乳で伸びきった乳輪と乳頭も治したい。 |
方法 (両側)乳輪乳頭同時縮小術&同日再生豊胸術 バストサイズ:OP前 T75.7cm U68.8cm(AAA cup)→OP後(9M)T84.5cm U69.5cm(C cup) |
Dr.コメント この症例は、授乳歴もあり乳房の皮膚弛緩の改善に加えてバストボリュームを増量したいとのご希望がありました。AAAcupのバストから結果的にC cupまで計4cupものバストアップが実現できましたが、乳輪・乳頭同時縮小を併用する際にはその張力によって内輪切除後の瘢痕が広がってしまうリスクとの兼合いがあり、術前シミュレーションにて充分に予後を予見しておかなければならない組合せです。 尚、乳輪縮小すれば乳輪の色味が相対的に薄くなる傾向があります。 |