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下垂バストの新治療②「切除不要な中等度下垂バスト改善(VASER超音波下垂バスト改善術)」番外編

症例① 40歳 女性 52.7kg

切開不要な下垂バスト改善術1-1
切開不要な下垂バスト改善術1-2
他院手術歴:なし
授乳歴:なし
希望デザイン
皮膚や筋肉の衰えとともに重力に負けて下垂したバストの改善したい。バストのボリュームも3cupダウン程度に軽くして小さくしたい。どのクリニックで相談しても乳房つり上げは一般に縦にキズが入ってしまうとのことで、ここなら皮膚を引き締める吸引術があることを知り手術を希望。 
方法
下垂バスト改善術(VASER超音波下垂改善モード:両側バスト上部&デコルテ&側胸部)
吸引量
側胸部(右:350ml 左:400ml)
バスト内(右:370ml 左:450ml)
バストサイズ
OP前 T: 92.0cm U:71.0cm(E cup)→ OP後(2M)T:84.2cm U:69.4cm(B cup)
Dr.コメント
この症例の場合は、乳房の重量にも下垂度にも左右差があり、モード設定と超音波出力、手術対象範囲と層、減量(吸引)する量を左右で異なるデザインと手技で行った方です。更にこの方はバストの重量を減らすことが主眼であったため、バスト内だけで400ml前後も吸引をした方でした。
これ以上減量するとバストの自然な丸みまで損なわれてくるので、元々の皮膚の柔らかさや乳腺の厚みなども考慮に入れた手法が必須になります。尚(切除する)乳輪縮小手術をせずに乳輪も縮小できています。

下垂バスト改善目的の従来法とは?
(現在ではハイリスクのためNG手術も)

  1. マンマリダクション
    この方法は、感染壊死神経麻痺凸凹などのリスクが高く、傷跡も生涯目立ちます
  2. シリコンバッグ挿入
    不適合(ミスマッチ)手術も近年多く見られるようになってきました。それでは却って下垂を増悪させてしまいます。
  3. フェザー糸リフト
    引き攣れ凸凹が起こりやすく、下垂の再発率が高いという欠点があるため主流ではありません。
  4. レーザー治療(スキンタイトニング)
    効果持続が半永久的ではなくスライドアップ効果は得られません。線維性蛋白質の代謝寿命が約1年であるからです。
  5. (外輪切除式)乳輪縮小術
    乳輪外周が(ワッペンシールを貼った様な)顕著な傷跡が残るため、別の問題を生じます。

※詳細の情報や具体例は、下記をご参照下さい

症例② 45歳 女性 150cm 58.0kg

切開不要な下垂バスト改善術2
他院手術歴:44歳時 頬~下顎・大腿全周・臀部の脂肪吸引
授乳歴:あり
希望デザイン
重く垂れ下がったバストに張りを戻して軽くし、できれば乳頭の向きも上を向かせたい。メスで切除されるのは避けたい。
方法
下垂バスト改善術(VASER超音波下垂改善モード:両側バスト上部&デコルテ&側胸部)
吸引量
右:320ml 左300ml
バストサイズ
OP前 T: 93.5cm U:77.0cm(C cup)→ OP後(3M)T:92.8cm U:79.0cm(B cup)
Dr.コメント
VASER波でリバウンドさせず均一に伸展皮膚の収縮作用を齎すには、個別に適切な重量の減量と「残るボリュームの乳房の美しい形状」まですべて計算に入れたAIの様に、フルオーダーメイドの職人技術で仕上げなければ、切除せず1回の手術でここまで下垂は改善されないでしょう。
マンマリダクションの必要が無く、美しいバストを半永久的に形成することができる当院独自の術式です。

切除(マンマリダクション)不要な下垂バスト改善(VASER超音波下垂バスト改善)術

VASER超音波 下垂バスト改善術
(手術範囲には適応ごとにデコルテ・乳房上部・乳腺下・側胸部・皮下脂肪層などの部位があります)

大別して「乳房皮膚の過剰伸展型」と「肥大乳房型」または「混合型(肥大乳房&皮膚過剰伸展)」に分類して術式の適応を見極めます。

VASER超音波モードを応用すれば、肥大や混合型には乳腺下層の脂肪重量を(乳房の形状を美しく保ったまま)減量することができ、上記何れの型の場合でも乳房の過伸展皮膚を均一に縮めながら層をずらして半永久的にスライドアップリフトさせることも可能です。

「乳房皮膚の過剰伸展型」には、 VASER超音波モードを用いて主に上記タイトニング効果(過伸展皮膚を均一に縮めること)を企図し、ボリュームは減量しません。どの部位を縮めるかのオーダーメイドデザインを施して乳房を形よく再形成することが可能です。

意外だと思われるかも知れませんが、この術式で下垂バストをリフトアップするとカップ数もアップすることが多いのが特徴です。尚、これら一連の技術は、当院が2009年に独自開発したオリジナル手術で他院にはございません。

症例③ 48歳 女性 49.0㎏

切開不要な下垂バスト改善術3-1
切開不要な下垂バスト改善術3-2
他院手術歴
30歳時:脹脛・足首 脂肪吸引
32歳時:豊胸術(シリコンバッグ挿入)
希望デザイン
他院で下垂していたバストにシリコンバッグを挿入されて余計に下垂してしまった。サイズダウンと下垂の改善を希望。
方法
シリコンバッグ抜去&同日下垂バスト改善術
(VASER超音波下垂改善モード:両側バスト上部&デコルテ&側胸部)
吸引量
右:40ml 左:110ml
バストサイズ
OP前 T:94.0cm U:72.0cm(E cup)→ OP後(3M)T:94.5cm U:75.5cm(D cup)
Dr.コメント
元々下垂しているバストに対してシリコンバッグが挿入され、却って下垂が増悪してしまった典型的なミスマッチ手術症例です。
極端な喩えで言えば、足首を超える長さの靴下のつま先に「鏡モチ」を挿入する様なものです。尚、乳房には元々乳腺組織やクーパー靭帯等、VASERでも減量できない組織があるので、その正常組織を本来の(下垂する前の)位置に戻すべくうまく収縮させなければなりません。
VASER超音波モードを用いずにシリコンバッグ抜去のみの手術をしていたなら、もっと「ペチャンコ」なバストになっていたでしょう。
脂肪吸引のリスク・問題点・合併症とそれらの対策
1.合併症や副作用と軽減または予防法
  • 局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
  • 麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
  • 線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には線維化解除等で治します。
2.ごく稀な合併症
  • 内出血、血種、漿液貯留、感染(化膿)、シコリなどに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防し、万一発症の際は治療します。
  • 乳房の感覚鈍麻があったとしても殆どが一時的な症状で、通常週単位で回復してきます。
  • 感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間~数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
  • 術前後数週間:ピルの服用
  • 術前夜:アルコールを控えて下さい。
  • 術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用の是非をご確認しておいて下さい。
  • 術後7日間:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動・ブラジャーの締付け・うつ伏せ (シャワーは翌日から可能です)等。
  • 術後2~3週間:激しい運動、マッサージや殴打等。
  • 術後数ヶ月以上経過してもピルの服用 and / or マンモグラフィー検査で(非癌性ですが)シコリになることが稀にございます。
4.術後の必須事項とした方がいいこと
  • 術後7日間×24時間はバストの特殊な圧迫(サポーターやテーピング等)の装着必須期間があります。
  • 通常、7日後の抜糸が終われば早期合併症のリスクが大幅に減りますが、圧迫下着の追加装着をした方が望ましい場合もあります。
  • 手術後当日ご帰宅後 15分毎にクーリング(冷却) と安静。嘔気がなければ軽食から開始して下さい。
  • 術後3ヶ月間に最低月1回の診察と補正下着の装着
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