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顔の脂肪吸引「Vライン形成目的の顔面 4D脂肪吸引」番外編

女優の様なVラインの輪郭になってみたい!

顔面脂肪吸引&輪郭Vライン形成スライド1
顔面脂肪吸引&輪郭Vライン形成スライド2
顔面脂肪吸引&輪郭Vライン形成スライド3
顔面脂肪吸引&輪郭Vライン形成スライド1
顔面脂肪吸引&輪郭Vライン形成スライド2
顔面脂肪吸引&輪郭Vライン形成スライド3
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顔面輪郭でのV-line(Vライン)とは?

正面から見た顔面輪郭において、下顎骨縁のフェイスラインのことを一般的に「V-ライン」と呼んでいます。一般的に卵型輪郭の下部のみを指して「V-ライン」と呼ばれることもあります。Vの形状をどう輪郭線に当て嵌めるのかもVの構成角度にも明確な定義や厳密な条件はありません。確かに「V字線」だとは言っても文字通りの直線的なV字のフェイスラインだと却って人工的で不自然な輪郭になるので必ずしも直線的なVの形状を指しているわけではなさそうです。しかしだからといって逆に「U字」なら丸顔輪郭に近づくため、適度な軽い曲線要素を含んだV字がやはり理想的です。その理想的なV字輪郭線を満たすには、「左右差が無いこと」「タルミが無いこと」「凸凹が無いこと」「下顎骨ラインがうすく見えること」「エラが張っていないこと」「皮膚疾患が無いこと」「笑顔時にあまりシワが無いこと」「他の四角や丸等の形状で輪郭を表すよりもVが適切であること」「V字の頂点が顔面中央線の軸と一致して顎尖部の延長線上と一致すること」等が基準になりますが、これらはあくまでもイデア(理想追及)的な視点です。

当院では、 正面から見た「おすまし顔」で限りなく卵型または御本人様の御希望や個性に合わせた「V-ライン」を目指しつつ、笑顔まで動的に美しく見えるデザインをオーダーメイドで行っています。これを「理想的な4D V-ライン形成」と呼んでいます。

https://clinic-nine-fields.com/column/face-tokusyu-1/#toc14

症例① 33歳 女性

輪郭脂肪吸引 Vライン形成1
他院手術歴
28歳時:脂肪吸引(下顎)
希望デザイン
以前他院で吸引した後の取り残しをスッキリ吸引して輪郭を変えたい。小顔とアンチエイジングを兼ねて卵型の輪郭にしたい。
方法
VASER 通常モード 脂肪吸引(全顔面)
Dr.コメント 
2009年8月の症例です。他院にて脂肪吸引後の取り残し部位と未吸引の部位も一度に吸引して、スッキリした卵型のフェイスラインにしたいとの御希望でした。元々顔面の皮下脂肪が多めの方でしたので、吸引には大胆さと同時に㎜単位の精度が要求されました(脂肪が多すぎても少なすぎても一般的に吸引技術の難易度が増します) 。
顔面の元のタルミ・シワを悪化させることなく、骨削りもせずにV-lineの輪郭線を実現させることができました。尚、術後の線維化が充分に減少するには3~6ヶ月の期間を要することがありますが、この方は8ヶ月後にも御来院して頂いたので、ほぼ最終的な状態を確認することができました。

E-line(Eライン)(別名「ヴィーナスライン」 Venus line)とは?

鼻尖部と上口唇中央と顎尖部に定規を当てて、それぞれが真横から見て一直線上に全て並ぶ場合を一般的に「E-ライン」と呼ばれています。

このラインから上下口唇共に前方に食み出ると「河童口唇」や「タラコ口唇」、下口唇のみが前方に食み出ると「受け口」傾向、下顎が前方に突出して超えると「下顎前突」傾向があると見做されがちで、逆にこのラインから上下口唇共に後方に引っ込み過ぎると「魔女顔貌」傾向、上口唇のみが後方に引っ込むと「受け口」傾向があると見做されます。しかしそれらはあくまでも相対的なものであり、程度や並び方にも個性と主観的判断が入ります。特に鼻尖部と顎尖部とはあまり動きが少ない基準点となりますが、上下口唇は伸縮して瞬時瞬時に形状を変える部位ですので、「おすまし顔」でも「笑顔時」でも常に「E-ライン」を満たし続けることは厳密には不可能です。当院では、「おすまし顔」で限りなく「E-ライン」にしつつ笑顔が美しく見えるデザインをオーダーメイドで行っています。これを「理想的な4D E-ライン形成」と呼んでいます。

https://clinic-nine-fields.com/column/face-tokusyu-1/#toc2

症例② 24歳 女性

輪郭脂肪吸引 Vライン形成2
他院手術歴:なし
希望デザイン
フェイスラインをスッキリさせて、今よりも小顔になりたい。
方法
VASER 通常モード 脂肪吸引(頬~下顎)
Dr.コメント
2009年6月の症例です。この方は元々横から見た時のE-lineの問題が殆どなかったためその条件をkeepしつつ、正面から見た際のV-lineやほうれい線・マリオネットライン横の余分な脂肪を、注入せずに吸引だけで仕上げた方です。術後は下顎骨ラインも薄く見出だせて、口角も僅かに挙上しエレガントさと御希望通りの小顔効果も得られています。尚、右頬のエクボはチャームポイントなので残すデザインを施しています。僅かに残る線維化があと少し減少すれば最終状態として仕上がるのですが、御本人様のご都合でモニター写真撮影が2ヶ月後で最終となりました。その後の予後は推して知るべしでしょう。

脂肪吸引の中でも実は顔面の脂肪吸引が最も難易度が高い

貴方の元々の顔面の形状(骨格や筋肉を含む)や皮膚のコンディション(ニキビや毛穴、肌理等)、組織組成(脂肪だけでなく線維組織)、皮膚と真皮の張り感や加齢シワとの関連に加えて、貴方が過去にどの様な施術を受けてきたのか、受けていた場合の現状の問題点がどの程度どの層で生じているのか、更に貴方が口頭で仰る理想の仕上がりも詳細まで全て計算に入れて、恰も人工知能の様に㎜以下単位でデザインし、1度の手術で完成させる技術が問われているからです。つまり要所要所で吸引しすぎても取り足りなくても、後遺障害を残してもダメなのです。

https://clinic-nine-fields.com/column/liposuction-face01/

症例③ 33歳 女性

輪郭脂肪吸引 Vライン形成3
他院手術歴
29歳時:バッカルファット除去
希望デザイン
外国人の様に立体的小顔デザインを希望。バッカルファット抜去後に凹凸になった輪郭とタルミを改善したい。
方法
VASER Vent-X 通常モード吸引(全顔面)+脂肪&PRP&プレミアム 無制限注入
Dr.コメント
2014年4月の症例です。他院にてバッカルファット除去後の頬側面の凹凸修正とタルミをスッキリさせたフェイスラインにしたいとの御希望で脂肪吸引し、採取できた量で前額・コメカミ・眉・眉間・鼻スジ・目の下のクマ・ゴルゴ線(インディアンライン)・ほうれい線・マリオネットライン・上下口唇・顎に脂肪注入した方です。術前当初から顔面のタルミと口角に左右差があり、通常頬下部のタルミが勝る左側の吸引を過度にしてしまえば、それにつられて口角も過度に挙上してしまいがちなのですが、実はそれを留意した(右側は口角横を少し多めに、左側は輪郭線の頬下部を少し多めに吸引を企図した)4Dデザインを施しています。
この手法こそが、何百何千もの症例経験をしてきた中でのみ培われるAIの様な技術で、他の後続医師に技術指導しても伝わりづらい職人領域の話になります。脂肪注入も伴うと更に一層のリフトアップ効果が得られます。

顔面脂肪吸引修正or注入でのNG手術とは?
※ページ最下段 美容整形Dr.選びのNG例とは?に加えて

  1. 吸引後の陥凹部の触診 or 皮膚の伸展度をシミュレーションしない
  2. 吸引部の陥凹の原因が、癒着なのか取りすぎなのか判断を間違う
  3. 吸引部に異物の残存があるか確認せずに脂肪注入を勧められる
  4. 陥凹部にはヒアルロン酸等のFillerの注入しかないと断言される
  5. メスでタルミ切除 or フェイスリフト手術しか方法がないと断言される
  6. 削られた部位・コメカミや顎等にシリコン等の異物挿入を勧められる
  7. バッカルファット除去・レーザー照射・Filler注入等を先ず勧められる

等、上記どれか一つでも当てはまれば申し込まずに思い留まって下さい!

顔面骨削り手術で失敗されるとこうなります!

骨削りやセットバック等の手術は費用だけでなく、不可逆的な後遺障害が発生しやすい大掛かりな手術です。顔面神経損傷による永続的な表情筋群の麻痺、三叉神経損傷による感覚鈍麻や痺れ、望まない部位の亀裂骨折の波及、咬合障害、左右差、万一の深部感染、そしてタルミや陥凹、シワ、口角下垂等です。当院では、ハイリスクである骨削り手術の代替法も幾つかご提案しております。

貴方のお顔の替わり(スペア)はありませんので、目的が叶うならより適切な手段を選択して下さい

https://clinic-nine-fields.com/column/honekirisyusei/#toc5
Eライン&Vライン同時形成目的の顔面脂肪吸引and/or 4D注入術のリスク・問題点・合併症とそれらの対策
1.合併症や副作用と軽減または予防法
  • 局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
  • 痛みや腫れ、内出血に対しては術前の前投薬(シンネック)で軽減されます。
  • 術後2~3日以内は打撲痛程度、その後数週間は筋肉痛程度の軽度の痛みが続きますが、通常全て軽快・自然治癒します。
  • 麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
  • 線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
  • 傷跡は各吸引部位に1~2箇所ずつ直径3~4mmの傷がつきます。この傷は残りますが数ヶ月~1年程で目立たなくなります。
  • 目立たなくさせるために、7日後の抜糸時より、テーピング約1ヶ月間を施します。
  • 注入脂肪の生着率には個人差や部位差がございます。当院には術後にも生着維持療法がございます。
  • ごく稀に傷が開いたり、かさぶたを剥がしたりすると肥厚性瘢痕になることもあります。
  • レーザーや日焼けで色素沈着(シミ)が起こることもありますがこれも稀です。
2.ごく稀な合併症
  • 血腫、感染(化膿)、排液貯留、凹凸、タルミなどに対しては適切な圧迫固定と服薬等の注意事項遵守で予防します。
  • 血腫や排液貯留、感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。
  • 数週間~数ヶ月続く神経鈍麻が生じた場合、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
  • 術前夜:飲酒をしないで下さい
  • 術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
  • 術後3日~4日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔やクレンジング時の擦過(シャワーは翌日から可能です)(身体の吸引の場合は約7日間)
  • 術後2~3週間:吸引部のマッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
  • 術後3日間 24時間はフェイスマスク、身体の吸引の場合は7日間ストッキングやウエストニッパーなどの装着必須期間があります。
  • その後数週間は更に起きている間(12時間以上)圧迫を続行する方が更に浮腫みが引締ります。
  • 通常、7日後の吸引部位の抜糸が終われば傷にテーピングを施します。約1ヶ月間続けて下さい。
  • 手術後当日のみ  15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静
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