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二重整形の修正「切らずに瞼の傷跡が治せる!二重切開法術後の切開瘢痕修正 」編

二重瞼形成で切開・切除法がダメな理由と背景

一日数千回も瞬きをする上眼瞼にメスを入れると、たとえ慎重な名医でも瘢痕治癒過程で生じる繊維化癒着切断筋の萎縮皮膚や真皮の厚みの差開閉眼の自然さ等を㎜単位で予測することは、人間業である以上決して不可能なのです。一方で、形成外科学では全切開や保険診療の眼瞼下垂治療における挙筋短縮術、前転法を成書記載の正当な手術法だと教えられており、それらの有効な代替法が無いと信じ込んでいるからこそ、正統論に拍車がかかっているのです。

その傷跡、引攣れ、無かったことにしたい!

まぶたの切開傷跡修正症例1-1

症例① 27歳 女性

まぶたの切開傷跡修正症例1-2
他院手術歴
20歳時:両瞼 埋没法
21歳時:両瞼 目頭切開
22歳時:両瞼 全切開
23歳時:二重幅を広くしたいと考えて 両瞼全切開修正
希望デザイン
他院でありえないところに傷をつけられたので、可能なら傷跡と引き攣れを無くし、不自然に広すぎる二重幅を狭めたい。ついでに開眼障害も治したい。
方法
眼瞼形成術後修正(上眼瞼切開法修正):特殊施術計2回 + 新挙筋法
Dr.コメント
この症例はその後計5回まで切開瘢痕の特殊施術を受けましたが、2回目の施術後には少なくとも左外側の引き攣れがなくなっていました。目頭側の瘢痕の繊維束も次第に減らしてゆくことが可能です。

二重瞼形成でのNG手術とは?
※ページ最下段 美容整形Dr.選びのNG例とは?に加えて

  1. 切開法を薦められる or 瘢痕修正目的で切開や切除法を薦められる
  2. 切開瘢痕の直下の凹みにヒアルロン酸や脂肪等の注入を薦められる
  3. 希望していない他の手術や眉下・眉上切開等を強引に薦められる
  4. 眼瞼下垂(疑い)の病名を付ければ保険診療可能だと薦められる
  5. 瘢痕治療にステロイドや脂肪溶解注射(失明リスク有)を薦められる

等、上記どれか一つでも当てはまれば申し込まずに思い留まって下さい!

瞼の傷跡、コブ、無かったことにしたい!

まぶたの切開傷跡修正症例2-1

症例 ②23歳 女性

切らない瞼の切開傷跡治療01
他院手術歴
埋没法(2回)、ミニ切開法、埋没糸抜去+全切開手術
希望デザイン
切開により生じた瘤の改善と開閉眼時の左右差の改善を希望
方法
眼瞼形成術後修正(上眼瞼切開法修正):特殊施術計7回 & 新挙筋法
DR.コメント
当院では上眼瞼全切開術後瘢痕をメスを用いずに特殊な技術で治せます。たとえ専門医でも大学病院でも、切開瘢痕を切開や切除、注入やステロイドで治療すると言われても、決して受けないで下さい。却って引き攣れや開閉眼障害が悪化して地獄の1丁目から2丁目に行くだけです。

二重瞼形成で失敗されるとこうなります!

切開法による二重形成術後の切開瘢痕を、再切開切除ヒアルロン酸脂肪の注入等で施術すると担当医に説明されても、そしてその担当医がどんなに名医で有名でも、或いは過去の症例実績がどれほど素晴らしく自然で美しく見えたとしても、決してその様な手術は受けないで下さい。名医の術後でさえ当院で二重瞼形成後の修正をした方の中には、左右差が悪化するに留まらず開閉眼障害兎眼三白眼瞼の引き攣れ不自然またはガタガタしたラインを起こした方等が数多くいらっしゃいます。

症例③ 33歳 中国人女性

まぶたの切開傷跡修正症例3
他院手術歴
32歳時(5か月前に)左瞼 全切開法
希望デザイン
左瞼の多重ラインおよび開閉眼障害を改善したい
方法
眼瞼形成術後修正(上眼瞼切開法修正):特殊施術計1回 のみ
DR.コメント
当初より切開瘢痕の癒着線が2列ありましたが、繊維化の程度は比較的軽度でした。中国から2回目の来日時にはもう、大幅な改善が認められたので2回目を施術せずに経過診察となりました。
二重瞼形成 上眼瞼 眉下 切開法・切除法 修正のリスク・問題点・合併症とその対策
1.合併症や副作用と軽減または予防法
  • 局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
  • 麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
  • 線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
  • 傷跡は各部位に1~2箇所ずつ直径1~2mm程度の針孔がつきます。この孔は暫く残りますが数日月~数週間程で目立たなくなります。
  • レーザーや日焼け・化粧の迷入等で色素沈着(シミ)が起こることもありますがこれも稀です。
2.ごく稀な合併症
  • 内出血、感染(化膿)、などに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。
  • 感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。
  • 数週間~数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
  • 術前夜:結膜の充血が生じることをしないで下さい。
  • 術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
  • 術後2日~3日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔や化粧(シャワーは翌日から可能です)
  • 術後2~3週間:クレンジング時の擦過、マッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
  • 術後7日間 24時間はフェイスマスク、ストッキングやウエストニッパーなどの装着必須期間があります。
  • その後数週間は更に起きている間(12時間以上)圧迫を続行する方が更に浮腫みが引締ります。
  • 通常、7日後の抜糸が終われば傷にテーピングを施します。約1ヶ月間続けて下さい。
  • 手術後当日のみ  15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静

 

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