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他院脂肪吸引術後に生じた(高度線維化・しこり化・石灰化・癒着)を切らずに治療 編

症例① 23歳 女性

他院脂肪吸引術後に生じたシコリ治療-症例1
他院手術歴
 22歳時(2020年6月)
大手美容整形チェーン店にて、頬から下顎領域の脂肪吸引手術を受けた。術後のダウンタイムが過ぎた頃から両側の頬下部の左右差シコリが出現したため、その医院にて診察を受けたがマッサージで暫く様子を見て下さいと言われた。それでも治らなかったので修正目的でメソセラピー(脂肪溶解注射)を計4回注射されるも、やはり一向に治る見込みが無く、頬の感覚も鈍いままなので治せるところを探していた。
希望デザイン
特に右頬の横方向の出っ張りが酷く、笑顔時にものすごく不自然になる。両頬下部で左右異なるところに硬いシコリがあるので、それを無くしたい。
方法
両側:特殊治療セット(2部位/各1回)&
(3ヶ月後撮影日に特殊治療セット追加・2部位/各1回)
Dr.コメント
顔面脂肪吸引術後のシコリに対して、「何故、脂肪溶解注射(メソセラピー)が無効なのか?」の理由は、下記の記事に詳しく記載しています。一般の方には信じ難いことですが、殆どの美容整形や形成外科医院では吸引術後の典型的な合併症の正しい治し方を知らずに「脂肪吸引手術」を行っています。この方の様に「マッサージをして様子を見て下さい」と逃げ口上を言われるか、HIFUやインディバ等の温熱系の治療を勧められるかプチ整形や糸リフトで誤魔化されるか、良心的であったとしても最悪の場合は「切開しなければ治りません」と言われてしまいます。どんな専門医が言ったとしても全て絶対にNGです。誤った施術を受けてしまうと線維化による引き攣れやシコリが更に悪化して結果的に何年かかっても治りません。

顔面しこりや凸凹の治療法はまだ確立されていない!

貴方の元々の顔面の形状(骨格や筋肉を含む)や皮膚のコンディション(ニキビや毛穴、肌理等)、組織組成(脂肪だけでなく線維組織)、皮膚と真皮の張り感や加齢シワとの関連に加えて、貴方が過去にどの様な施術を受けてきたのか、受けていた場合の現状の問題点がどの程度どの層で生じているのか、更に貴方が口頭で仰る理想の仕上がりも詳細まで全て計算に入れて、恰も人工知能の様にmm以下単位でデザインし、効果的な施術で完成させる技術が問われてますが、原因から根治できる治療法は、実はまだ確立されていません。ステロイドや溶解系注射でも治らない難治性のシコリや引き攣れが生じ、最悪、切開や掻把、無効またはより悪化するような試行錯誤=実験的治療が他院で横行しているのです。

顔面脂肪吸引修正or注入でのNG手術とは?

  • 陥凹部や腫瘤、引き攣れ部の触診 or 皮膚の伸展度をシミュレーションしない
  • 陥凹部や腫瘤、引き攣れの原因が、癒着なのか異物なのか判断を間違う
  • インディバやサーマクール、レーザー治療(蛋白熱変性で悪化します)を勧められる
  • フェイスリフト手術の様に、切開して掻把しなければ除去できないと言われる
  • 陥凹部にはヒアルロン酸等のFillerや脂肪等の注入しかないと断言される

等、どれか一つでも当てはまれば申し込まずに思い留まって下さい!更に悪化します!

お顔のしこり・凸凹治療で失敗されるとこうなります!

当院で顔面の修正をした方の中には、前医の治療で左右差が(元よりも)悪化するに留まらず凸凹やタルミ、シワが増えて一気に老けた方や、真皮まで削り取られて皮膚がペラペラになった方、顔面の動きが一部麻痺して治らなかった方、化膿して皮膚の一部が穿孔・壊死を起こした方等がいらっしゃいます。どんなに有名なクリニックでも慎重にDr.を選んでください。貴方のお顔の替わり(スペア)はありません。

症例② 47歳 女性

他院脂肪吸引術後に生じたシコリ治療-症例2
他院手術歴
 27歳時(2000年春頃)
当時全国展開していた中規模の美容整形チェーン点にて頬下部~下顎の脂肪吸引手術を受けたが、術前と比べてあまり効果を感じなかった。
 28歳時(2000年夏頃)
同院で再度、頬~下顎の脂肪吸引手術を受けたが今度は頬下部が凹んでしまった
 28歳時(2000年秋頃)
左頬下部の陥凹部に脂肪注入をしてもらったが、今度は硬いシコリが出現した。ケナコルト(ステロイド)注射を計2回受けるも、シコリや凸凹が根治することは無く陥凹が更に悪化した。
 43歳時(2015年)
に至るまで、その医院にて合計5回の脂肪注入手術とレーザー系治療(テノールやウルトラアクセント)、脂肪溶解(BNLSやメソライン)注射を受けるも、シコリが硬くなる一方で全く治らなかった
希望デザイン
両頬下部のしこりと癒着で生じた不自然な凸凹やタルミを治したい。
方法
両側:特殊治療セット(2部位/各1回)&
(3ヶ月後撮影日に特殊治療セット追加・2部位/各1回)
現在加療中
Dr.コメント
この方は27歳時に受けた顔面の脂肪吸引術後の問題が約20年間、解決しなかった方です。良かれと思って担当医が勧めてくれた手法が(一時的または一部改善がみられたとしても)、悉く悪い方に傾きコロナ渦以前から人前でマスクを外して笑顔になれなくなっていました。顔面脂肪吸引術後の陥凹や凸凹に対して、「何故、前処置しない脂肪注入が良くないのか?」の理由は、下記の記事に詳しく記載しています。どんな専門医が言ったとしても誤った施術を受けてしまうと線維化による引き攣れやシコリが更に悪化して、結果的に何年かかっても治りません。尚この方の場合、シコリを一気に溶解してしまうと却ってタルミやシワが悪化する恐れがあったため、治療回数がかかっても少しずつ改善させる手法で行っています。

当院の特殊治療セットの効果判定や評価法と、数々の過去症例・実証エビデンス!

但しこの治療法には、ダウンタイム後に元の状態との変化が判りづらいという欠点があり、毎回「主観」と「客観」の両方で互いに評価し合います。その「変化」に如何に気付くかが、この治療継続の重要な動機と必然性になります。

外見上の凸凹や摘めるシコリの厚みと硬さ、癒着の程度や皮膚の感度と色味、表情時の凸凹や突っ張り具合など、鑑別チェック項目は部位や治療歴によって何種類もあり総合評価に与します。

患者本人が何らかの理由で治療を中断するか、結果に満足して再発さえしなければ終診です。決して1クールありきではありません。中には根治を目指し過ぎても、ゴルゴ線が復活してしまうので敢えて完全除去を避けて欲しいという方もいらっしゃいます。前回の治療でどう変化したかを共有して、次の治療をする決断をするのは御本人様次第です。

そして少なくとも過去全例で共通して言えることは、この特殊治療セット(他院には無い当院オリジナルMENUですが)や特殊な線維化溶解・再発予防処置により、途中で中断せずにきちんと通院・チェック・加療すれば、改善または根治(再発や悪化しないことを終診とする方もいます)するということです。

症例③ 30歳 女性

他院脂肪吸引術後に生じたシコリ治療-症例3
他院手術歴
 21歳時(2012年5月)
大手美容整形チェーン店Aにて、頬から下顎領域の脂肪吸引手術を受けた。しかし、術前と比較してあまり効果を感じなかった。
 26歳時(2017年頃)
別院Bにて頬~下顎にかけて脂肪溶解(リポヴィ―ン)注射というものを受けた。27歳~28歳の間、渡韓し韓国の有名美容整形医院Cにて計3回、同部位に脂肪溶解注射を受けた。また、その頃同時にMINT mini LIFT(韓国製吸収リフト糸)計8本を2018年と2019年に計2回挿入された。
 28歳時(2019年12月)
別院Dにて頬~下顎にかけて脂肪溶解(ヴィトエックス)注射というものを受けた。治療を受ければ受ける程、思う程に小顔にならず顔面の下半分が弛緩してタルミや左右差が却って酷くなる一方だった。
希望デザイン
これまでの数々の失敗施術によって生じた、シワ・タルミ・左右差を一気に解消したい。特に下顎から頸にかけてのタルミを切らずに縮めたい。小顔形成だけでなく今後タルミが生じにくいような手術を受けたい。
方法
VASER2.0 ART 4D 超音波他院修正モード吸引(全顔面)
吸引量:右62ml 左48ml
Dr.コメント
この症例は21歳時の初回に受けた顔面脂肪吸引手術の効果が不充分だったために、日韓を跨り様々な医院で脂肪溶解行脚をされた方です。近年「脂肪吸引注射」や「脂肪溶解注射」と称して簡単に受けられる施術が横行していますが、「拙い技術の吸引」と同様、実は、余剰皮膚(タルミ)の解決や予防にはならないことが多く、寧ろシワやタルミ、左右差等の問題が増大します。何故なら、顔面脂肪吸引後に生じる強力な線維化を上手く利用しなければ(つまり1回の㎜以下単位のART 4D吸引をしなければ)、半永久的なリフトアップ効果が得られないからです。吸引層(レイヤー)を上方にスライドアップさせて、顔面のタルミを収縮させながら陥凹部(写真黒デザイン部)に収納させないと、小顔と若返りは両立しません。
顔面のシコリ治療のリスク・問題点・合併症とそれらの対策
1.合併症や副作用と軽減または予防法
  • 局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
  • 痛みや腫れ、内出血に対しては術前の前投薬(シンネック)で軽減されます。
  • 術後2~3日以内は打撲痛程度、その後数週間は筋肉痛程度の軽度の痛みが続きますが、通常全て軽快・自然治癒します。
  • 麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
  • 線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感等は、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延や再発の場合には更に特殊溶解注射で治します。(難治性のものは数クールかかることがあります)
  • 傷跡は各穿刺部位に1~2箇所ずつ直径数mmの針孔がつきます。この針後は暫く残りますが数週間で目立たなくなります。目立たなくさせるために、施術直後から軟膏塗布と小テーピング約2-3日間を施します。
  • ごく稀に針孔が肥厚性瘢痕になることもあります。レーザーや日焼け、化粧品の混入などで色素沈着(シミ)が起こることもありますがこれも稀です。
2.ごく稀な合併症
  • 血腫、感染(化膿)、排液貯留、凹凸、タルミなどに対しては適切な圧迫固定と服薬等の注意事項遵守で予防します。
  • 血腫や排液貯留、感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。
  • 数週間~数ヶ月続く神経鈍麻が生じた場合、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
  • 術前夜:飲酒をしないで下さい。
  • 術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
  • 術後当日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔やクレンジング時の擦過(シャワーは翌日から可能です)。
  • 術後2~3週間:治療部のマッサージや殴打等。
4.術後の必須事項とした方がいいこと
  • 術後数日間×24時間はフェイスマスク装着や特殊スポンジでカバーした方がいい場合があります。
  • 施術後当日のみ 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静。
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