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脂肪吸引「臀部・大腿後面 ラ・フランスヒップ修正&桃尻形成」編

ラ・フランス体型とは

ラ・フランスとは洋ナシのことで、臀部と大腿後面が外側に張り出している方の体型がそのフォルムに似ていることから、分類に用いられることがあります。他にも「リンゴ型」「ピーマン型」「バナナ型」等、世間では見た目の体型を身近な果物や野菜に準えて形状分類し、下垂や肥満等のサインとして用いられていることがあります。ウエストは比較的括れがあるのに下半身に脂肪がつきやすいのは典型的な「洋ナシ=ラ・フランス型」で日本人体型の特徴の一つですが、欧米では腰腹部から連続して大量の脂肪がついているリンゴ型が多いとされています。

ラ・フランス体型の方こそ、豊胸のために最適な脂肪がたくさん採取できます

ラ・フランス体型の方は一般的に「下半身太り」と自他を問わず評されますが、悲観することはありません。もしも豊胸や顔面の若返り、欠損部形成等で必要な場合において脂肪や脂肪幹細胞が採取される宝の宝庫なのです。スレンダーな韓国人や、やせ型の欧米人ではそれほど分化能力の優れた脂肪幹細胞はそれほど多く吸引できません。美容整形的観点から申しますと、体重が40㎏台でもこの部位からは充分な脂肪を採取することができるので、体型を変えるなら一石二鳥の手術が可能なのです。但し、脂肪吸引も豊胸も若返りも、全ての手術分野において貴方の最大限の美を引き出す技巧が無ければ成功しないでしょう。

症例① 32歳 女性 148cm 43.4kg 体脂肪率21.1%

洋ナシ型ヒップを桃尻に改善01
他院手術歴:なし
希望デザイン
注入をせずに下に重く垂れさがっている大きなお尻を小さくして軽く持ち上げたい。太ももは裏面だけ吸引して特に外側の面がなだらかになる様な程度で減量して欲しいけど、予算的に超音波モードは希望しない。
方法
1回目:VASER Vent-X 通常吸引(大腿裏面+臀部全体)
2回目:腰部への脂肪溶解注射
吸引量:大腿後面+臀部(右: 750ml 左:750ml)
Dr.コメント
2009年当院にてVent-X(旧型VASER)通常モードを用いて、上下臀部から大腿後面にかけて痩身目的と桃尻形成目的で脂肪吸引手術を行った方です。この症例は元々「桃尻」寄りのフォルムをしていましたが、御本人様の御希望により比較的大きな臀部と外側に張り出した大腿を、等高線に沿ったグラデーショントリミングをしながら美しい丸みを損なわず相似縮小し、将来下垂しない様にヒップラインを挙上しておく必要がありました。超音波モードを用いずにどこまで桃尻形成ができるのか、この当時はまだ技法として試行錯誤中でしたが、御本人様曰くリスクも費用も低く済んで良かったとのことでした。

「洋ナシ」の中に「桃」の形状を透視できるかがデザインの要!

ミケランジェロのピエタ像は一塊の大理石から彫刻のみで完成し、中国人の木彫りの達人は大木から生き生きとした龍の動きを見出します。ラ・フランス体型のヒップを修正しつつ桃尻に仕上げるには、確かにそれら先達の技術程ではないかも知れませんが、彫刻の対象が生きた人間でしかも個体差の幅が大きく、静的ではないという点で別のレベチな難しさがあります。タルミや凸凹、左右差やダブルヒップライン等、全て個体別のオーダーメイド吸引手術をしかもたった一回で完成させなければならないのです。吸引後どう(圧迫補正下着等で)固定されるか、血腫や線維化がどの程度生じるのか等の個別のファクターも先読みしなければ、御本人様の理想通りには仕上がりません。ラ・フランスのボトムラインにピーチの形状をデザインで透過しながら、術中は局所麻酔薬で膨張した大腿や臀部から正確に彫刻するような吸引技術が求められます。

症例② 28歳 女性 158cm 49.9kg 体脂肪率23.9%

洋ナシ型ヒップを桃尻に改善02
他院手術歴:なし
希望デザイン
座った時の厚みが嫌で太ももが太いのがずっとコンプレックスだった。お尻に丸みを持たせながら内ももも外もももセルライトもスッキリさせたい。
方法
VASER Vent-X 通常モード吸引(大腿裏+下臀部)
吸引量:大腿裏(右:900ml 左:900ml) 下臀部(右:160ml 左:120ml)
Dr.コメント
2014年当院にてVent-X(旧型VASER)通常モードを用いて、下臀部から大腿後面にかけて下半身の痩身目的と桃尻形成目的で脂肪吸引手術を行った方です。ラ・フランス型体型の方は、臀部中央よりも下臀部外側の横幅が広がっていることが特徴的なので、 (この症例の方の様に)徹底して太ももそのものを細くされたい場合には、臀部の横幅よりも大腿幅を細くさせるところまでが吸引の目標となります。大腿内側間の間隙を真直ぐに空けつつ、ヒップライン上下位置の左右差の補正に加えて桃尻らしく丸みのあるラインを意図的に形成しています。

症例③ 28歳 女性 162cm 50.2kg 体脂肪率24.8%

洋ナシ型ヒップを桃尻に改善03

他院手術歴
23歳時:全国チェーン有名美容外科医院にて大腿内側&外側脂肪吸引
24歳時:全国チェーン有名美容外科医院にて豊胸術 大胸筋下にCMCバッグ挿入
希望デザイン
人工物を用いずに豊胸をするための脂肪吸引をご希望。
方法
VASER Vent-X通常吸引(大腿裏面+臀部全体)+ CMCバッグ抜去&同日バストフルプレミアム☆フルセット注入
吸引量:大腿裏面+臀部全体(右:650ml 左:650ml)
バストへの注入量:右:400㏄ 左:390cc
Dr.コメント
2009年当院にてVent-X(旧型VASER)通常モードを用いて、上下臀部から大腿後面にかけて豊胸目的と桃尻形成および他院修正目的で脂肪吸引手術を行った方です。過去に一度、内外側大腿の脂肪吸引手術を受けていたため、臀部の大きさとのバランスも御本人様が気にされていたので上記吸引範囲となりました。片方約200㏄のCMCバッグが大胸筋下層に挿入されていたため、乳腺下層への注入時に大胸筋ボリューム分が目減りすることも考慮に入れながら、注入量が片方のバストあたり350㏄以上必要であることも逆算すると、採取細胞ダメージの時間制約内での2部位以内の吸引なら、やはりこの範囲がベストチョイスだったと思われます。

臀部や大腿の脂肪吸引で事前に名医を見抜くポイントは?

元々大腿後面と臀部はフィジカルに連続している部位ではありますが、ヒップラインを境界として立体的な構造が変化している部位でもあります。大抵、傷跡が目立たないヒップライン上に吸引孔を1カ所に設けて上下で異なる立体イメージに基づく吸引をしなければならない箇所ですが、この両部位に跨る脂肪吸引で他院にて失敗される典型的なパターンとして幾つかの共通要因がございます。

❶吸引孔の痕跡(傷跡)が適切な位置に付けられていないこと
❷術者と御本人様との間で術前に充分な打合せがなされていなかったこと
❸術前にオーダーメイドデザインがなされていなかったこと
❹術中や術直後の確認がなされていなかったこと
❺術後の圧迫固定が不十分だったこと

などが挙げられます。これらの事実は全て御本人様達からの聴収で判明していることですが、同時にカウンセリング時にご本人様による予測が困難なことでもあります。手術直前に気付いても「まな板の上のコイ」状態になってしまうので、その様な失敗を避けるためにはせめて

①カウンセリング時に貴方自身の身体で診察を受けること
②具体的にどの様な修正技術で手術を予定されるのかを尋ねることと
③術者による過去の似た症例の実績を幾つか見せてもらうことまでは最低限しておかなければなりません。
④2ndや3rdオピニオンを求めて複数の医院に出向くことをお勧めします。
実際に当院で手術を決断された方の多くが、そうされていました。

臀部脂肪吸引修正or注入でのNG手術とは?
※ページ最下段 美容整形Dr.選びのNG例とは?に加えて

  1. 診察時に臀部陥凹部の触診 or 皮膚の伸展度をシミュレーションしない
  2. 吸引部の陥凹の原因が、癒着なのか取りすぎなのか判断を間違う
  3. 各人の大腿の動きや大殿筋量を計算に入れたデザインをしない
  4. 吸引された同じ層に大量のヒアルロン酸や脂肪の注入を勧められる
  5. 臀部用シリコン(感染や痛みのリスク高)を挿入することを勧められる/li>

等、上記どれか一つでも当てはまれば申し込まずに思い留まって下さい!

臀部の脂肪吸引で失敗されるとこうなります!

当院で臀部の他院脂肪吸引後の修正をした方の中には、左右差が(元よりも)悪化するに留まらず凸凹やタルミ、シワが増えて一気に下垂した方や、水着が着れなくなった方、坐骨神経痛になって治らなかった方、ダブルヒップラインや臀部外側が男性の臀部の様に陥凹が見られた方等がいらっしゃいました。どんなに有名なクリニックでも慎重にDr.を選んで下さい。臀部や大腿の脂肪吸引は、デザイン時からAIの様な正確な予測と4D(3D+動態)で吸引や注入が、完全にオーダーメイドで正確にできなければうまくゆきません。

臀部脂肪吸引のリスク・問題点・合併症とそれらの対策
1.合併症や副作用と軽減または予防法
  • 局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
  • 術後2~3日以内は打撲痛程度、その後数週間は筋肉痛程度の軽度の痛みが続きますが、通常全て軽快・自然治癒します。
  • 麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
  • 線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
  • 傷跡は各吸引部位に1~2箇所ずつ直径5~15mm程度の傷がつきます。この傷は残りますが数ヶ月~1年程で目立たなくなります。目立たなくさせるために、7日後の抜糸時より、テーピング約1ヶ月間を施します。
  • ごく稀に傷が開いたり、かさぶたを剥がしたりすると肥厚性瘢痕になることもあります。
  • レーザーや日焼けで色素沈着(シミ)が起こることもありますがこれも稀です。
2.ごく稀な合併症
  • 血腫、感染(化膿)、排液貯留、凹凸、タルミなどに対しては適切な圧迫固定と服薬等の注意事項遵守で予防します。
  • 血腫や排液貯留、感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。
  • 数週間~数ヶ月続く神経鈍麻が生じた場合、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
  • 術前夜:飲酒をしないで下さい。
  • 術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
  • 術後3日~7日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔やクレンジング時の擦過(シャワーは翌日から可能です)。
  • 術後2~3週間:吸引部のマッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
  • 術後4日間 24時間はテーピング固定必須期間があります。
  • 術後7日間 24時間はストッキングやウエストニッパーなどの装着必須期間があります。
  • その後数週間は更に起きている間(12時間以上)圧迫を続行する方が更に浮腫みが引締ります。
  • 通常、7日後の吸引部位の抜糸が終われば傷にテーピングを施します。約1ヶ月間続けて下さい。
  • 手術後当日のみ  15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静

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