【無料カウンセリング予約】 TEL:0120-454-902(受付時間 9:00-21:00)

先天性眼瞼下垂の治療「中等度以上の腫れぼったい若年性眼瞼下垂の治療 脱脂&新挙筋法」編

中等度以上の腫れぼったい若年性眼瞼下垂の治療

腫れぼったいタイプの若年性眼瞼下垂の方は、❷仮性眼瞼下垂で先天性(若年性)の4大要因の内、主に上眼瞼眼窩脂肪過多の要因が該当します。術前シミュレーションを施すと明らかに膨らみが増し、ボンレスハムの食込みの様な不自然な二重ラインになる中等度以上のタイプの方は、脱脂併用の新挙筋法を推奨します。シミュレーションや御本人様の御希望により脱脂の適応があれば、予定二重ラインの3等分点外側に3-4mmの横切開(最小限)を施し、上眼瞼眼窩脂肪を摘出します。医院によっては10mm前後の部分切開か全切開でなければ脱脂ができないところもあり、目立つ瘢痕になりがちです。また新挙筋法の技術がなければ「取り過ぎると窪むから」との理由で必要分を摘出しない医院もありますが、眼瞼下垂が充分に改善されません。取り残しの再摘出は難易度も費用も更にUPしてしまいます。

眼瞼下垂、全切開せずに治したい!

重度若年性眼瞼下垂1
重度若年性眼瞼下垂2
重度若年性眼瞼下垂3
previous arrow
next arrow

症例① 23歳 男性

若い方の眼瞼下垂01
他院手術歴:なし
希望デザイン
腫れぼったい瞼を全切開せずに改善したい。奥二重が不安定なのを改善したい。
方法
両側 上眼瞼マイクロ切開脱脂術&新挙筋法2針4点固定法
Dr.コメント
上眼瞼眼窩脂肪過多が主な原因の眼瞼下垂の典型例です。眼窩脂肪の量はほぼ先天的に決定されていますが、稀にバセドー氏病で後天的に増大する方もいらっしゃいます。一方で他院では上眼瞼眼窩脂肪を取り過ぎるとクボミやタルミが生じるとの理由で、最初からあまり摘出しない医師がいます。一見良心的ですがそれは新挙筋法の技術を伴わない医師のコメントですので、それでは眼瞼下垂が充分に改善されません。他方で技術が拙くて摘出ができなかったり、できても10㎜前後の傷をつけられたりするケースもあり、当院で再摘出や瘢痕解除をすることもございます。脱脂と挙筋法は当院でこそ一期的にデザイン可能ですが、複合手術の場合には術後の予測をご本人様と共有できてその通りに実現できなければなりません。

症例② 21歳 女性

若い方の眼瞼下垂02
他院手術歴:なし
希望デザイン
瞼の腫れぼったさと小さい目に長年悩んでいた。脂肪を抜いて腫れぼったい瞼を改善して、目尻切開せずにタレ目気味を修正しながら奥二重にしたい。
方法
両側 上眼瞼マイクロ切開脱脂術&新挙筋法2針4点固定法(左右で異なる挙筋度)
Dr.コメント
この症例は目の開きが小さいことに加えて、目尻が下がっていることを悩まれていた方です。このお悩みに対して、各美容整形外科医のコメントは、「上眼瞼の余剰皮膚を切除しなければならない」「目頭切開か目尻切開が必要」「眼瞼下垂の(全切開を伴う)挙筋前転法の適応です」など、旧態依然の技法に固執するのか複合手術で費用を吊り上げるかは別としても、恐らく十人十色の返答だろうと想像に難くありません。しかも全切開はハイリスクです。美容整形のカウンセリングに行かれる際は、その医師ワールドの中からしか返答が返ってこないことに留意して、貴方ご自身のご希望とマッチングしているのか、コストもリスクも最小限なのかを是非見極めてください

症例③ 20歳 女性

若い方の眼瞼下垂03
他院手術歴
15歳時:両瞼埋没法
16歳時:右瞼のみ埋没法
希望デザイン
他院で受けた埋没法の二重ラインが取れかかっており、ラインも気に入らない。目が大きく開く様にしたい。
方法
両側 上眼瞼マイクロ切開脱脂術&新挙筋法2針4点固定法(左右で異なる挙筋度)
Dr.コメント
目元の印象の約7~8割は上眼瞼の構造に依存します。日本人成人女性の眼球の大きさは、身長や年齢によらず直径の誤差が数㎜以内(一説には2~3㎜以内)であることを考慮すると、個性は眼球の大きさではなく、眼窩の配置と上下瞼の質(似顔絵で個性を出す要素)で決まるといっても過言ではありません。ここでいう瞼の質とは、皮膚のタルミ、二重ラインの位置と形状、睫毛の挙上度、眼瞼下垂の度合い、皮膚や皮下脂肪の厚みや眼窩脂肪の多寡、蒙古ヒダの厚みや形状、結膜縁(睫毛の生え際付近の粘膜面)の形状などのことを指します。もともとのご本人様の瞼の形状と、ご本人様が口頭で仰った理想とのギャップを埋めるための適正な術式のご提案こそが、究極のオーダーメイドだと当院は考えております。
眼瞼下垂治療のリスク・問題点・合併症とその対策
1.合併症や副作用と軽減または予防法
  • 局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
  • 麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
  • 線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
  • 傷跡は各部位に1~2箇所ずつ直径1~2mm程度の針孔がつきます。この孔は暫く残りますが数日月~数週間程で目立たなくなります。
  • レーザーや日焼け・化粧の迷入等で色素沈着(シミ)が起こることもありますがこれも稀です。
2.ごく稀な合併症
  • 内出血、感染(化膿)、などに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。
  • 感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。万一、埋没糸が露出した場合には
  • 速やかにご来院下さい。抜去や再手術(無料)となることがあります。
  • 平均的なダウンタイムは数週間ですが、数日で平癒することもあります。治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
  • 術前夜:結膜の充血が生じることをしないで下さい。
  • 術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
  • 術後2日~3日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔や化粧(シャワーは翌日から可能です)
  • 術後2~3週間:クレンジング時の擦過、マッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
  • 術後数週間 結膜炎(またはアレルギー)用の点眼薬の点眼と目力アップ(意識した開眼の)トレーニング
  • 手術後当日のみ  15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と瞼の安静
  • 脱脂や目頭切開を行った方は、術後7日目前後の診察と抜糸
  • 術後1~2ヶ月の期間に診察(特に再手術やアフターケアが必要な場合はその時に行います)
タイトルとURLをコピーしました