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バスト他院修正「痩せている方へのシリコンバッグ抜去&同日再生(脂肪幹細胞生体内増殖)豊胸術(体重30㎏後半~40㎏台)」編

シリコン・生食バッグ・Filler注入がダメな理由と背景

どんなに精巧で最新のシリコンプロテーゼでも生理食塩水バッグでも、異物は人体に挿入後数か月から数年を経て遅延型異物応答反応と呼ばれる線維化肉芽化石灰化が生じてきます。するとやがてバストの変形硬化内部破損慢性の発赤引き攣れ感覚障害表皮穿破露出等の後遺障害となって、更に時間が経つ程に難治性へと移行してゆくこともしばしば見受けられます。ヒアルロン酸アクアフィリング等のFiller注入は手技が比較的容易であり、低時間コストで経験の浅い医師でもできますが、その修正はかなり困難です。

症例① 40歳 女性 体重 41.2㎏

豊胸他院修正症例01
他院手術歴
32歳時:ラウンド・テクスチャードタイプコヒーシブシリコン 各150㏄ 破損
希望デザイン
年月が経過するにつれてバストの形と硬さがどんどん不自然になってきたので改善したい。大きさは現状維持でいいが、左右差改善と谷間を自然に寄せられるようにしたい。
方法
バスト他院修正:シリコンバッグプロテーゼ抜去+同日再生(脂肪幹細胞生体内増殖)豊胸術
DR.コメント
この症例は右側のシリコンバッグがすでに破損しており、外側にRipplingを生じていて固く、形状も方形となっていました。体重が41.2㎏ですので脂肪吸引も他院では断られるでしょう。当院では左右差改善も谷間形成も、完全オーダーメイドで仕上げます。しかも、採取脂肪が少なくてもその人自身の体内で脂肪幹細胞を増殖させる技術を世界に先駆けて開発し、国際学会で発表しています。見た目だけでなく触った質感も最上に自然な仕上がりになります。

豊胸手術分野でのNG手術とは?
ページ最下段 美容整形Dr.選びのNG例とは?に加えて

  1. 一生涯傷跡が目立つ乳房下縁切開や乳輪周囲切開を薦められる
  2. シリコンプロテーゼや生理食塩水バッグ等の異物を第一に勧められる
  3. シリコンなどの異物挿入と脂肪などの自己組織注入を同時に行う
  4. ヒアルロン酸やアクアフィリング等のフィラー注入を勧められる
  5. 異物抜去層と同じ層に脂肪や幹細胞などの自己組織を注入される
  6. 等、どれか一つでも当てはまれば申し込まずに思い留まって下さい!

症例② 39歳 女性 体重 41.6㎏

豊胸他院修正症例02
他院手術歴
31歳時:コヒーシブシリコンバッグ 乳腺下層 各125㏄ 右一部破損 左破損無し
希望デザイン
シリコンバッグの硬さや流れない不自然さに違和感があり抜きたかった。
方法
バスト他院修正:シリコンバッグプロテーゼ抜去+同日再生(脂肪幹細胞生体内増殖)豊胸術
DR.コメント
この症例も右側のシリコンバッグがすでに破損しており、被膜拘縮で縮み上がっていて固く不自然な形状でした。シリコンバッグ抜去後、バストサイズがほぼFlatになるほどの厚みしかなく、この様なケースでは自己組織を単に注入しても、細胞の足場や血管網が未発達なので生着条件が厳しいでしょう。本当の再生医療とは、脂肪だけを単離培養するのでも、分化誘導材などの危険な化学薬品を用いるものでもなく、その人自身の体内で脂肪幹細胞を安全なものだけを用いて線維芽細胞、血管内皮細胞、脂肪細胞に分化・成長させる技術であると当院は考えています

痩せていても脂肪吸引と再生豊胸は可能です!

当院では過去30㎏台後半の方でも人工物抜去&脂肪吸引&同日再生豊胸術を施術した症例が多数ございます。他院で脂肪吸引が不可能と言われるか吸引しても充分な脂肪が採取できないと言われた方でも当院にご相談下さい。最新脂肪吸引機器VASERの2種類のライセンスを日本でただ一人取得している九野医師が全症例責任を持ち担当致します。

症例③ 39歳 女性 体重 47.7㎏

豊胸他院修正症例03
他院手術歴
33歳時:ソフトシリコンバッグ 乳腺下層 各210㏄ 破損無し
希望デザイン
シリコンバッグの異物感や凸凹(デコルテまで盛り上がってきた)が年々強くなってきており、また乳腺症が長引くのが怖いため、自分の脂肪で胸を作りかえたい。
方法
バスト他院修正:シリコンバッグプロテーゼ抜去+同日再生(脂肪幹細胞生体内増殖)豊胸術
DR.コメント
シリコンバッグが破損していなくても、異物の周囲には異物応答反応により術後数週間以内に被膜が形成され、数年後から十数年以内には必ず被膜拘縮が起こってきます Beckerの被膜拘縮(カプセル拘縮)分類によると、拘縮の程度にGrade1~Grade4の段階があり、例えばGrade2でも本人の苦情や自覚が無い程度ですが、やがて確実に進行してゆきます。シリコンの微小漏出も原因となることもありますが、被膜拘縮が進行したためにバッグが破損するという逆の現象もあり、更に破損後に抜去しなければ原因不明の体調不良となることも体表面に穿孔・露出してくることもあります。

シリコンバッグ抜去&同日再生(脂肪幹細胞生体内増殖)豊胸術のリスク・問題点・合併症とその対策
1.合併症や副作用と軽減または予防法
  • 局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どでアレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
  • 麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
  • 線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には線維化解除等で治します。
2.ごく稀な合併症
  • 内出血、血種、漿液貯留、感染(化膿)、注入脂肪の壊死やシコリなどに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。
  • 乳房の感覚鈍麻があったとしても殆どが一時的な症状で、通常週単位で回復してきます。
  • テープかぶれ・傷が開くこと・注入脂肪の漏出等に対しては再縫合や抗菌対策、再発防止や瘢痕解除等のアフターケアを無料で致します。
  • 万一の残存破損物にまで感染が及んだ時は再抜去しなければ治らないこともございます。
  • 感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間~数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
  • 術前後数週間:ピルの服用
  • 術前夜:アルコールを控えて下さい。
  • 術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用の是非をご確認しておいて下さい。
  • 術後7日間:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動・ブラジャーの締付け・うつ伏せ (シャワーは翌日から可能です)等。
  • 術後2~3週間:激しい運動、マッサージや殴打等。
  • 尚、術後数ヶ月以上経過してもピルの服用 and / or マンモグラフィー検査で(非癌性ですが)シコリになることが稀にございます。
4.術後の必須事項またはした方がいいこと
  • 術後3~4日間:腋窩創の圧迫固定 御自身で圧迫解除される場合には、脳貧血症状や表皮剥離等に充分に御注意下さい。
  • 術後7日間×24時間は脂肪吸引部位の圧迫下着(サポーターやストッキング等)の装着必須期間があります。
  • 通常、7日後の抜糸が終われば早期合併症のリスクが大幅に減りますが、圧迫下着の追加装着をした方が望ましい場合もあります。
  • 手術後当日ご帰宅後  15分毎にクーリング(冷却) と安静。嘔気がなければ軽食から開始して下さい。
  • 術後3ヶ月間に最低月1回の診察と(特に1ヶ月目と2ヶ月目の)生着維持療法。
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