ほうれい線が年々深くなってゆくのは何故?
生まれつきの頬の肉のつき方によってほうれい線が深く入りやすい方もいらっしゃいます。一概に太っているからとかではなく、骨格に対する(ほうれい線直上の)頬肉のつき方で決まります。一方で、経年変化による各個人を軸に見た場合のほうれい線(鼻の横から始まるシワ・溝)の深さの進行は、そのシワ・溝がより深く掘れていっているのではなく(ほうれい線直上の)頬肉のタルミで生じてくるものです。
ほうれい線に対する美容医療施術には何があるの?
①プチ整形でほうれい線にヒアルロン酸等のFillerを注入することや②リフト糸を用いて中顔面のリフトをする方法、③メスを用いるフェイスリフト手術などがありますが、どれも決め手に欠ける方法です。①は表情豊かな方程すぐに捌け、②は持って数年、③は中顔面(ほうれい線)に効果が少ないくハイリスク手術だからです。当院に修正相談に来られたお客様の中に、ほうれい線が気になってきたので東京の「教授」がいると言われる某美容整形医院に行って手術を受けた20歳の方がいらっしゃいました。なんと、ほうれい線そのものを縦に切開されていて、かなり目立つ瘢痕のためマスクが外せなくなったとのことでした。口角挙上目的であっても(当院では)そこは切るところではありません。
ほうれい線は表情ジワの一種で、笑顔時により深さが変化するシワですが、笑顔を奪うことなくシワだけを半永久的に浅くさせようとするのならば、ほうれい線直上の脂肪、組織の厚み、タルミを減量してかつ頬筋に張り付けるしかないのです。その方法は、当院のVASER完全オーダーメイドデザインの顔面脂肪吸引(&注入)技術なのです。
症例① 21歳 女性 52kg


他院手術歴:プチ整形のみ(隆鼻・涙袋形成) |
希望デザイン 頬骨上~頬の脂肪吸引 特に笑顔時のVolumeを減らしたい。 |
方法 1回目:VASER超音波モード 脂肪吸引(頬骨上~頬) 2回目:新挙筋法 2針4点固定 |
Dr.コメント この症例は特に笑顔時、ほうれい線が深くなるほどの余分な脂肪が、頬骨上や頬についているのが気になられていたため、タルミが生じない様にVASER超音波モードでデザイン吸引を施しました。ついでに笑顔時に右眼が押し上がってしまうことと顔面の横幅のみならず鼻が横に広がること、および左口角が挙上しづらい傾向があったため、それも改善させることを計算に入れて左右で微妙に異なる4D吸引を行っています。ここでいう4Dとは当院が定義した技術ですが、顔面はもちろん似顔絵レベルの2次元構造ではなく立体構造=3Dでありかつ、表情筋群の連動によって様々で複雑な運動をする時間の次元(+1Dimension)の要素も考慮に入れなければなりません。 |
脂肪吸引の中でも実は顔面の脂肪吸引が最も難易度が高い
貴方の元々の顔面の形状(骨格や筋肉を含む)や皮膚のコンディション(ニキビや毛穴、肌理等)、組織組成(脂肪だけでなく線維組織)、皮膚と真皮の張り感や加齢シワとの関連に加えて、貴方が過去にどの様な施術を受けてきたのか、受けていた場合の現状の問題点がどの程度どの層で生じているのか、更に貴方が口頭で仰る理想の仕上がりも詳細まで全て計算に入れて、恰も人工知能の様に㎜以下単位でデザインし、1度の手術で完成させる技術が問われているからです。つまり要所要所で吸引しすぎても取り足りなくても、後遺障害を残してもダメなのです。
顔面脂肪吸引修正or注入でのNG手術とは?
※ページ最下段 美容整形Dr.選びのNG例とは?に加えて
- 吸引後の陥凹部の触診 or 皮膚の伸展度をシミュレーションしない
- 吸引部の陥凹の原因が、癒着なのか取りすぎなのか判断を間違う
- 吸引部に異物の残存があるか確認せずに脂肪注入を薦められる
- 陥凹部にはヒアルロン酸等のFillerの注入しかないと断言される
- メスでタルミ切除 or フェイスリフト手術しか方法がないと断言される
- 削られた部位・コメカミや顎等にシリコン等の異物挿入を薦められる
- バッカルファット除去・レーザー照射・Filler注入等を先ず薦められる 等、どれか一つでも当てはまれば申し込まずに思い留まって下さい!
症例② 27歳 女性


他院手術歴 26歳時:全顔脂肪吸引 |
希望デザイン 前回の脂肪吸引でほうれい線の横あたりの頬の脂肪が全く取れていなかった。特に笑顔時にほうれい線が目立ち左右差もあるのでほうれい線を浅くしながら整えたい。 |
方法 VASER 通常・他院修正モード 脂肪吸引(頬~下顎) |
Dr.コメント 笑顔時のほうれい線と口角の広がり方に左右差があった症例です。症例①と同様に4Dデザイン吸引を施しました。この方は他院で一度脂肪吸引をされたことがあったため、線維化による癒着やしこりが各所に多発していて多少難易度が高い手術でしたが、事前に予見できていたためそれらの癒着やミクロ蜂窩状の線維塊を解除しつつ余分な取り残し組織をうまく除去し、均一な厚みに仕上げた後、表情筋群の筋膜に(襖を張り替えるかの如く)固定できれば、キレイな仕上がりになります。たった一回の手術で皮下組織の状態を全範囲見極めながらの繊細な吸引技術が問われます。 |
顔面骨削り手術で失敗されるとこうなります!
骨削りやセットバック等の手術は費用だけでなく、不可逆的な後遺障害が発生しやすい大掛かりな手術です。顔面神経損傷による永続的な表情筋群の麻痺、三叉神経損傷による感覚鈍麻や痺れ、望まない部位の亀裂骨折の波及、咬合障害、左右差、万一の深部感染、そしてタルミや陥凹、シワ口角下垂等です。当院では、ハイリスクである骨削り手術の代替法も幾つかご提案しております。貴方のお顔の替わり(スペア)はありませんので、目的が叶うならより適切な手段を選択して下さい。
症例③ 23歳 女性


他院手術歴 21歳時:顔面全体の脂肪吸引+エラBOTOX2回 |
希望デザイン 顔面輪郭を今よりも更に小さくしたくて骨削り手術まで考えたが、 やはりハイリスクな手術は避けてもう一度脂肪吸引で(頬骨上~頬~下顎にかけて横幅も小さくなる様に)小顔にしたい。2年前の吸引後ツッパリ感が続いて口が開きにくいのと笑顔時に左右差があり、特に右側のほうれい線が目立つのも治したい。 |
方法 VASER 通常・他院修正モード 脂肪吸引(全顔面) |
Dr.コメント この方は症例②と比較して、前医での脂肪吸引後の取り残しが少ない方でしたが、寧ろ逆三角形に見える不自然な輪郭と笑顔時のほうれい線の左右差や深みを改善することを目的とした(吸引がメインではなくどちらかといえば剥離が主体)デザインで手術を行いました。顔面の他院修正脂肪吸引では、取り残しや吸引ムラが目立つため1回で目的を達する技術を要します。そして勿論修正時に取り過ぎてもダメなのです。頬骨上の脂肪を減量しているので顔面の横幅が細くなり、ほうれい線直上の僅かな脂肪も㎜以下単位で吸引していますので、この方は術後に大変満足されていらっしゃいました。 |