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受診前に見分ける方法 編 失敗実例①【ランキングサイトや運営元が判らないサイトには騙されないで!】

実はネットやCM等でよく目にする有名クリニックの失敗修正こそが多い

私、当院長九野の約20年の美容整形外科医歴の経験の中で、某ランキングサイト上位の医院ほど失敗修正が多い傾向があります。一方、失敗修正目的で当院を訪れた方々の他院での手術歴を伺うと、CMやネットで有名な医院は既に「全ての医院」が「失敗された医院」に該当しています。

つまり手術を受けた医院の医師がアフターケアで治せなかったか信頼を損ねたために、当院に訪れるしかなかった患者様の既往歴において、全国全ての有名クリニックが名を連ねています。しかも大手や全国展開しているチェーン医院ほど何度も何度も見受けられます。では一体、何を信じればいいのでしょう?

大手美容クリニックの術後修正を当院が行った3症例を紹介

症例①
症例情報
27歳 女性
他院手術歴
26歳時:大阪エリアのランキングサイトで常に上位表示されている美容外科医院にて顔面の脂肪吸引
受診前経緯
大阪で有名な美容整形医院で顔の脂肪吸引をしたが、凸凹や左右差口元の歪みが生じてしまい、却って老けた印象になってしまった。
御希望
前回他の医院での脂肪吸引で、ほうれい線の横あたりの頬の脂肪が全く取れていなかった。
特に笑顔時にほうれい線が目立って左右差もあるので、ほうれい線を浅くしながら整えたい。
施術法
ベイザー通常・他院修正モード4D脂肪吸引(頬~下顎:左右異なるデザイン)
笑顔時のほうれい線を浅くする顔面脂肪吸引.jpg

Dr.コメント

笑顔時のほうれい線と口角の広がり方に左右差があった症例です。他院修正&4Dデザイン吸引を施しましたが、他院で一度脂肪吸引をされたことがあったため、線維化による癒着やしこりが各所に多発していて多少難易度が高い手術でした。しかし事前に予見できていたためそれらの癒着やミクロ蜂窩状の線維塊を解除しつつ余分な取り残し組織をうまく除去し、均一な厚みに仕上げた後、表情筋群の筋膜に(襖を張り替えるかの如く)固定できれば、キレイな仕上がりになります。たった一回の手術で皮下組織の状態を全範囲見極めながらの繊細な吸引技術が問われます。

症例②
症例情報
42歳 女性 44.9kg
他院手術歴
23歳時:ランキングサイト上位常連クリニックにて生理食塩水バッグ挿入(乳輪下縁切開創より乳腺下層へ。サイズ不明。その後、高度被膜拘縮発症)
25歳時:生理食塩水バッグ(テクスチャードタイプ)置換挿入(大胸筋下層へ各150cc)左のみ肋骨骨膜に癒着し、高度被膜拘縮により圧縮され扁平になっていた。バッグ破損なし
御希望
バッグを挿入された乳房専門の(乳癌検査もできる)美容整形クリニックで診てもらったが、明らかに外見が異常なのにも拘わらず、失敗や問題がないと言われるばかりで却って不安になった。左右差の原因を解明して、人工物ではない方法で解決して欲しい。
施術法
バッグプロテーゼ抜去+同日再生豊胸(フルプレミアム☆フルセット注入)術
バストサイズ:術前:T77.5cm U62.6cm→バッグ抜去後:T74.0cm→再生豊胸術後:T80.4cm U63.5cm
被膜拘縮解除後に再生豊胸
被膜拘縮解除後に再生豊胸-2
Dr.コメント

この症例の左右差にはやはり明らかな原因がありました。左側のバッグプロテーゼ側の被膜が肋骨骨膜と大胸筋の裏側に高度に癒着し、拘縮により圧縮され扁平になっていました 。それでもバッグが破損していなかったのが信じられないくらいの珍しいケースです。腋窩創からのアプローチで何とかクローズドカプスロトミーを施し、伸展度が比較的悪い左乳房下縁部の剥離と解除を裏側から行って、更に注入時にせめて乳房下縁ラインが揃うようにと工夫をしました。術前の左側面から向こう側の乳頭が見えていたのが、術後には左乳房下縁球面がなんとか起こし上がり、右側に近づこうとしています。

症例③
症例情報
25歳 女性
他院手術歴
22歳時:ランキングサイト上位常連の個人美容外科医院にて頬~下顎の脂肪吸引
受診前経緯
その後左右差を生じ同医院で2回目の吸引をしたが、却って凸凹になった。
治療目的でインディバを計6回施行したが、更に硬化して凸凹が目立った
御希望
凸凹になった顔の修復
施術法
当院独自術式・メスを用いない特殊治療(計3回。写真は1回目の治療1ヶ月後のもの)
Dr.コメント

拙い吸引の後に再吸引で修正しようとしその後インディバを行って却ってしこりや引き攣れが悪化した典型的な症例です。担当医がいくら良心的でも、治療法が思い付きや行き当たりばったりだと寧ろ患者様を更に苦しめてしまうことになります。この方は2ヶ月後に結婚式を控えていらっしゃったので尚更でした。温熱治療はタンパク質である繊維組織を更に変性させてしまう可能性が高く、余計に難治性にさせてしまいます。医学は因果律のある自然科学なので、当院では第一に原因除去が治療方針になります。

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