症例① 33歳 女性 52.0㎏
他院手術歴:なし 授乳歴:あり 2人出産 |
希望デザイン 授乳後にボリュームダウンしたが人工物による豊胸は望まず、自然な仕上がりになる自分の脂肪・幹細胞で豊胸したい。ついでに伸びた両側の乳頭も授乳前くらいに戻したい。 |
方法 (両側)オリジナルデザイン乳頭縮小術&同日再生豊胸術 |
Dr.コメント 乳頭縮小には乳頭の形状分類によって様々な手術技法の適応やデザインパターンがありますが、ここでは授乳などによって乳頭が伸展した下垂乳頭に限定して症例提示しています。 この方の場合は明らかに両側とも乳頭が下方に向き、乳頭頸部が扁平になっているタイプでしたので、余剰皮膚を切除すると同時に乳頭頸部の血流不全や神経障害を起こさないための特殊なデザインと技術を要しました。勿論、術後にはこれらの合併症が生じていません。尚、この方は同時に高度再生豊胸術も併用しています。 |
症例② 40歳 女性(46.0㎏)
他院手術歴:25歳時 下腹部・大腿脂肪吸引&脂肪注入豊胸術 授乳歴:あり 3人出産 |
希望デザイン 乳輪は縮小せず、授乳で伸びた乳頭だけを形よく縮めて欲しい。 |
方法 (両側)オリジナルデザイン乳頭縮小術 |
Dr.コメント この症例も下垂機転と程度が上記症例①と類似してはいますが、乳頭先端がやや肥大化がしている点が異なりました。そこで、症例①の技術に加えて肥大した乳頭組織の一部を形よくトリミング除去し、重量で再発し得る乳頭下垂の進行も予防する策を講じています。 ダイヤモンド原石をカットデザインする様な要領で、マツタケのカサの部位に相当する肥大組織を裏側から適度にトリミングしています。更に、縫合技術を応用して、乳輪縮小をしていないにも関わらず楕円形の乳輪を丸い形状に近づける様に仕上げています。 |
症例③ 47歳 女性(46.0㎏)
他院手術歴:29歳時 小鼻縮小術・二重形成全切開 授乳歴:なし |
希望デザイン 15年以上年が離れた若い男性とお付き合いするようになったので、体を若返らせたい。 |
方法 (両側)オリジナルデザイン乳輪乳頭同時縮小術&同日脂肪注入豊胸術 |
Dr.コメント この方は授乳経験が無いと仰っていましたが、上記症例①や②と同様のタイプでした。ただ、仰臥位では弛緩していた皮膚が収縮し、立位や座位では下方に下垂します。これは、相対的に肥大した乳頭の重量で下垂の程度が変化していることを意味しています。従って症例②の様に、余剰皮膚を切除すると同時に乳頭頸部の血流不全や神経障害を起こさないための特殊なデザインと技術に加えて、凸凹した肥大乳頭組織の一部をトリミング除去する必要がありました。 |